2019年度 活動レポート 第184号:德赢ac米兰vwin

2019年度活動レポート(一般公募コース)第184号

インドネシアの学生が地球環境の分析と生体応答の評価を学ぶ

德赢ac米兰vwinからの報告

2019年10月23日から10月29日の7日間、「さくらサイエンス德赢ac米兰vwin」により、インドネシアのパジャジャラン大学とウダヤナ大学から、学生15名、引率者2名の総勢17名を招へいし、関西学院大学理工学部(KG-S&T)の教育研究環境とKG-S&T教員が関わる研究施設の見学・体験学習が行われました。

德赢ac米兰vwin

德赢ac米兰vwin3日

来日初日は、開会式(学部長 北原和明)にて本学のミッション、モットー、教育理念を踏まえ、多様な人材を広く受け入れる教育研究環境を紹介し德赢ac米兰vwinの内容や意義、注意事項を伝えました。実りある滞在とするよう説明、および理工学部国際交流推進委員会の藤委員長の激励の後、德赢ac米兰vwin説明、オリエンテーション、キックオフ会議が開催され、2日目からの本格的な德赢ac米兰vwinに備えました。

德赢ac米兰vwin4日

德赢ac米兰vwin問題」より水質と環境問題について環境科学的な観点から最先端の知見(トピック)を交えて解説する講義を実施しました。講義後はフィールドワーク実習として「水質のフィールド調査」を実施しました。有馬温泉周辺で、湧水と河川水を採取し、現場における水質調査方法を学習しました。

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有馬温泉水質調査

德赢ac米兰vwin5日

前日に引き続き德赢ac米兰vwin分析法」を実施しました。イオンクロマトグラフ分析法(IC)と誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES)の原理と応用(実際)について詳しく学習しました。引き続き午後にはイオンクロマトグラフ分析装置・誘導結合プラズマ発光分光分析装置等を用いて、前日に採取した水を分析・評価する実験を行いました。この2日間で各地から採取した試料を分析するという一連の流れを経験しました。

德赢ac米兰vwin6日

午前中に、特別演習「タンパク質バイオインフォマティクスへの招待」(生命医化学科教授 藤博幸)德赢ac米兰vwin。インドネシアにおいて重要な産業的位置を占める天然ゴムの合成酵素を題材として、BLASTによる相同配列の収集、収取された配列のmafftによるマルチプルアラインメントの作成と不変残基の同定に基づく機能部位の予測、SWISS-PROTによる構造モデルの作成、MOLMILによる構造モデルへの不変残基のマッピングを行い、タンパク質の情報解析の一連の流れを経験しました。2名で1台のPCを利用してもらい、演習形式で実習を行いました。特にMOLMILによる分子グラフィクスに興味を持った学生が多くいました。

午後には特別講義・演習「心拍変動を用いた自律神経活動バランス評価」(生命医化学科准教授 吉野公三)ストレス環境に対する自律神経活動評価のための心拍数計測実験とパソコンを用いた生体信号データの数理解析に関する手法を学習しました。

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吉野先生の講義

德赢ac米兰vwin7日

4日目の日曜日を利用して、日本文化体験德赢ac米兰vwinとして、本学教員2名と学生2名と共に、公共交通機関を利用した関西地区の移動経験、および京都天龍寺、神戸生田神社の参拝などを実施し、日本の文化や自然に触れる機会を設けました。

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京都文化体験

德赢ac米兰vwin8日

Meet the Experts(国際交流)、留学相談(理工学部留学生、教職員)日本、および本学への留学について具体的イメージをもってもらえるよう、本学留学生を交えて座談会、德赢ac米兰vwin説明を行いました。

午後は、本德赢ac米兰vwinの集大成として、今回の德赢ac米兰vwinで学んだことを3チームにわかれて報告会 "What We Learned at KG KSC"を実施しました。3チームがそれぞれ個性的な発表をしました。

修了式では、参加者全員に北原学部長より修了証書が授与されました。また、この出会いが国際交流の始まりであることを共有しました。送別会では参加者が出身地域の伝統舞踊などを披露し、文化交流も育まれました。

発表会にて

德赢ac米兰vwin9日

参加者全員が元気よく無事に帰国しました。近い将来、今回の訪問メンバーの中から德赢ac米兰vwinへ留学する学生さんが現れる事を期待します。

最後になりましたが、本プラン実施に際して、多くに皆様にお力添えを頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。