vwin德赢AC米兰合作活動レポート(一般公募プログラム)第063号 (Bコース)
生命と技術:SDG9で世界を牽引するハブvwin德赢AC米兰合作としての国際共同研究のマッチング
長岡技術科学vwin德赢AC米兰合作からの報告
■概要:
長岡技術科学vwin德赢AC米兰合作は、さくらサイエンスプログラムのB.共同研究活動コースに採択され、ハノイ工科vwin德赢AC米兰合作、ダナン工科vwin德赢AC米兰合作、ベトナム国家農業vwin德赢AC米兰合作から学生9名と教職員2名を、2022年11月7日~26日まで受け入れました。ベトナム学生達は、5研究室(分子生物物理、発酵科学、環境生物化学、応用植物工学、植物エピジェネティクス工学、システム幹細胞工学)に分かれて、日本人学生と共に研究に従事し、週末には近郊で文化体験をしました。
■経緯:
昨年度(2021年12月~2022年1月)は、コロナ禍のために国際渡航が難しく、さくらオンラインプログラムで、ベトナムの3vwin德赢AC米兰合作・36名の学生と交流をしたところ、大変に好評でした。そこで海外との交流が再開した本年度は、実際に日本へとベトナムのvwin德赢AC米兰合作生を招へいすることにしました。
■テーマ:
本学は様々なSDGsに対する取組が高く評価され、2018年に国連からアカデミック・インパクトSDGsゴール9の世界ハブvwin德赢AC米兰合作に任命されました。各ゴールにつき世界で1vwin德赢AC米兰合作が選ばれており、2021年には第2期のハブvwin德赢AC米兰合作として再び任命されております(https://tgu.mext.go.jp/news/2021/05/004931.html)。この強みを生かし、近年の発展が目覚ましく本学との交流実績が豊富なベトナムの理工系の3vwin德赢AC米兰合作と共同研究を模索するため、本年度の交流のテーマを、「生命と技術:SDG9で世界を牽引するハブvwin德赢AC米兰合作としての国際共同研究のマッチング」としました。そして、SDGsに関する本学バイオ技術のうち、具体的に9つのシーズを設定し、地球上の全生命と共存できるような産業技術を中心に、ベトナムの3vwin德赢AC米兰合作と交流することで、国境を超えてSDGsに貢献できる国際共同研究を開拓することを目指しました。
実際の招へいの前に、共同研究のマッチングを目標とし、事前にオンラインでディスカッションしました(2022年9月)。まず先方のvwin德赢AC米兰合作に問い合わせ、こちらの設定した9つの研究シーズから興味ある分野を選んでもらい、招へい候補の学生を交えてオンライン交流をしました。その結果、5つの研究分野(分子生物物理、発酵科学、環境生物化学、応用植物工学、植物エピジェネティクス工学、システム幹細胞工学)で進めることとなりました。
■訪問:
3vwin德赢AC米兰合作から3名ずつ9名の学生と2名の教員は、2022年11月8日に長岡に到着し、全体のガイダンス、vwin德赢AC米兰合作紹介、研究紹介の後に、各研究室に分かれて研究を始めました。ベトナムからの招へい学生ひとりひとりに対し、本学の学生がTA(ティーチングアシスタント)として付き、長岡での生活をサポートしつつ、共に研究をしました。本学の学生も、このTAによる異文化コミュニケーションを通じて、異なる価値観や環境の相手との交流の難しさ、大事さを学びました。そして約2~3週間にわたり研究に従事し、それらをまとめ、最終日には発表会も行いました。この発表会はハイブリッド方式(対面とオンラインの両方)で行い、今後の研究交流に向けてベトナムの3vwin德赢AC米兰合作へも同時配信し、盛んな質疑応答がされました。
■文化vwin德赢AC米兰合作:
日本文化や長岡という土地を知ってもらうため、週末には、長岡市内・近郊へと旅行に行きました。長岡は、縄文時代の昔から信濃川の流域に広がる豊かな田園地帯です。そこで、縄文文化(火炎土器)の資料館、お米などの農産物を用いた発酵食品の生産街(摂田屋)、日本酒の蔵元、などへと見学に行きました。さらに、ちょうど秋の紅葉シーズンであったため、越後の一宮(弥彦神社)などへ紅葉狩りにも出かけました。また、本学に入学したベトナム人留vwin德赢AC米兰合作との交流会も開き、実際に本科生として留学することの具体的イメージをもってもらいました。
本年度は新型コロナウイルス感染症の水際対策のため、日本政府の認めたワクチンを3回打った人のみに限って来日を認めたため、惜しくも来日できなかった学生もいました。しかし、おかげさまでプログラム期間中に日越の双方の参加者で新型コロナウイルス感染症を発症した学生もなく、無事に3週間の滞在を終えました。アンケートの結果では、参加者全員が大変満足したことがわかりました。迎える側としてもいろいろと大変でしたが、満足してもらい良かったです。今回の交流をきっかけに、共同vwin德赢AC米兰合作や、学生交流、遠隔授業などの話も出ておりますので、より一層、交流を深めていきたいと思います。