2022年度活動レポート(一般公募プログラム)第127号 (Aコース)
SDGsのための代替エネルギーに関する異文化および学際的な交換
德赢ac米兰vwin大学教育統括管理機構・グローバル教育推進室
教授 Armando T. QUITAINさんからの報告
2023年1月15日~1月21日の期間、フィリピンのデラサール德赢ac米兰vwin、フィリピン德赢ac米兰vwin、アテネオデマニラ德赢ac米兰vwin、サン・カーロス德赢ac米兰vwin、タイ王国のチュラロンコン德赢ac米兰vwin、モンクット王工科德赢ac米兰vwinトンブリー校、シラパコーン德赢ac米兰vwin、ブラジルのカンピーナス州立德赢ac米兰vwin、メキシコのヌエボ・レオン州立自治德赢ac米兰vwin、アルゼンチンのナシオナル・デル・スール德赢ac米兰vwin、スペインのバリャドリッド德赢ac米兰vwin、マレーシアのペトロナス工科德赢ac米兰vwin、ベトナムのホーチミン工科德赢ac米兰vwin、インドネシアのスラバヤ工科德赢ac米兰vwinから合計15名を迎え、本プログラムを実施しました。
<1月15日>
招へい者が来日し、空港で出迎えました。
<1月16日>
午前中の「オリエンテーション」では、招へい者の各国・大学の紹介、德赢ac米兰vwin紹介(歴史、教育、研究)・留学案内、意見交換を行いました。午後は、JST e−ASIA プロジェクトの成果および今後の取り組みの紹介(東南アジア中心バイオマス有効利用技術開発)、 SDGsの目標達成およびカーボンニュートラル社会への貢献について講演を行いました。その後、德赢ac米兰vwinの教員および学生と意見交換会を行いました。
<1月17日>
「実験・研究の設備の見学 企業・工場訪問」では、德赢ac米兰vwin(KU)を始めとする熊本地域が取り組んでいるバイオマスの有効利用関連および炭素系触媒開発に関する研究・実験等を紹介しました。熊本県内の公的研究機関および化学メーカーも見学しました。熊本県産業技術センターを訪問し、最先端の技術や分析機器の説明をしていただきながら見学を行った他、熊本地域で進められている、JSTの地域イノベーションプログラムについても説明を受けました。化学メーカーでは、ラボスケールから大量生産プロセスを紹介して頂きました。
<1月18日>
「ミニ国際シンポジウム、ワークショップ、参加者の交流」では、招待講演を実施し、併せてワークショップおよび参加者の交流を行いました。本プログラムの中で開催されたミニ国際シンポジウム"2023 3rd International Symposium on Green Chemistry and Engineering"では、各参加者の德赢ac米兰vwinについて口頭発表をして頂きました。質疑応答を通して、德赢ac米兰vwin分野に関するディスカッションを行った他、德赢ac米兰vwin室に在籍している学生、共同德赢ac米兰vwin先の企業の方によるポスター発表を通して、様々な德赢ac米兰vwin分野に関しても興味深く聴講している様子でした。
<1月19日>
午前には、国際先端科学技術研究機構(IROAST)および德赢ac米兰vwin産業ナノマテリアル研究所(IINa)を見学しました。夜の「さくらサイエンス参加者の交流・ディスカッション」では、さくらサイエンスの経験・その後の再来日等についての意見交換を行いました。「ラップアップ」では、バイオマス有効利用に関する共同研究へ向けて、Latin America−EU−ASEAN−Japan バイオマス有効利用研究ネットワークおよびSDGsの目標達成への貢献のディスカッションも行いました。
<1月20日>
熊本県阿蘇市の阿蘇山火口、震災遺構(旧東海德赢ac米兰vwin)や白川水源に出向き、日本特有の宗教観や文化、豊かな自然などを実際に経験してもらうための視察も行いました。2016年4月に起こった熊本地震からの復興途中である熊本市や阿蘇の現状を見てもらうことにより、熊本の魅力や復興から立ち上がる熊本の人々の強い意志、我慢強さをアピールできたと強く感じました。
<1月21日、1月22日>
各国に帰国する参加者を、空港まで見送りました。
最後に、本プログラムを実施するにあたり、多大なご支援をいただきましたさくらサイエンスプログラム関係各位に深く感謝いたします。